武士道セブンティーン!!

ぶちギレる


「近藤さん、入りますねー」

どこかの部屋へ着いたらしい。

沖田の明るい声の後、スッと襖の開く音がし、部屋の中へ入った。

「おい総司……何してんだ」

性悪男土方の声がした。ヤロウ。テメェのせいで朝から気分悪いわ。


尻を向けているので見えないが、部屋の中には数人の人がいるような気がした。何となく、気配で。

てゆうか……いいかげん下ろして欲しいんだが。

この体勢だとスカートがきわどいというか……パンツ見えるほど丈を短くしている訳じゃないが、角度によっては見えてしまいそうだ。

「足が遅いので運んできただけですよー。今下ろします」

ちょうど良かった。口開くの億劫だったんだよねぇ。

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