「ごめん。私が拭くよ」
布巾に手を伸ばして取ろうとした時に
雅也の指先に少し触れた。

そして、急に雅也の指先が
私の手の甲へ移動して
私の手を握った。


「な、なんで掴むの?」

手を握られたまだった。

布巾の上に
重なった私と雅也の手。


テーブルの上には
まだ、こぼれたままのお茶が広がっていた。


雅也が私の目を見つめていた。


どこか切なそうで
それでいて
奥二重の瞳が

私の目から視線を
少し下の方へ移す。




★★★★

恋に迷って、34歳の優の心は揺れていく。

34歳の厄年女子が選ぶマストな(絶対にかかせない)恋愛!


レビューをありがとうございます
おすぎちゃん さん



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