年上の彼女【短編】
夕食
そう言ってあやは、俺から離れてキッチンに向かった。


一緒にメシ喰うだけでも幸せなのに、あやの手料理なんてマジ最高~!!


真剣な顔で炊飯器と冷蔵庫の中をチェックしている。


あやって料理得意なんだよな~。






冷蔵庫から取り出したのはレタス、トマト、キュウリ…




って野菜ばっかじゃん!!




「俺、肉喰いたい」





料理に取り掛かってたあやにお願いしてみた。




「肉?じゃあ…」




なんか鶏肉を調理してる。


だまって待つ俺。


…だって料理できねーし。。


真剣なあやも可愛い…




俺があやの姿に見とれてる隙に、あっという間に料理が完成してた。





「すげー!!うまそう」



食卓に並ぶあや母の煮物と、あやちゃん作のサラダとスープ、それに焼いた鶏肉にかかるは…緑のソース!?


何だろう…この緑の…?


あやを信じて恐る恐る口に運んだ。







「…美味しい?」



「マジうまい!!」




ソースの緑色のはアボガドだったらしい。


なんかよくわかんねーけどうまい!!




「あやと結婚したいぃ~」


「はぁ!?//」


「マジだし!!」






マジ好き~♪
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