俺の素顔、知りたい?

その笑顔、騙してます




「いやあぁぁあ~……」


私は朝から疲れ果て、机に突っ伏していた。

今から7限も授業があるなんて絶対ムリだよ~…



「胡桃?どうしたの?」


頭をツンツンとされて可愛らしい声が聞こえてきた。


私は瞬時に身体を起こして声の主を見た後、目を輝かせた。



「もっ!」

「も?」

「桃琴おぉ~!!!」

「………桃琴、だよ?」


困ったように笑う桃琴。

うわぁ今日も可愛い!!



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