俺の素顔、知りたい?
雲行きが、怪しいです
「うぅ~ん……」
私は1人、部屋に閉じこもり机に向かっていた。
別に勉強をしてるわけじゃない。
さっきからノートに“佐倉恭汰”って書いては、慌てて消したり。
何だか無意味な行動を取る私。
「ふわぁ~…」
やっと机からベットへ移動して、ボフッと飛び込んだ。
佐倉先輩が私の理想と違ったことが意外にもダメージをくらった。
さっきから、そんなことばっかり考えてる。
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雲行きが、怪しいです