もっと傷つけばいい
とろけるような気持ちよさは、例えるとするなら甘い飴のようである。

なのに、
「――んあっ…!」

灼熱の鞭が、それを容赦しない。

「――もっと傷つけよ…」

熱に浮かされたように言うその台詞は、もはや口癖と言った方が正しい。

「――ああっ…!」

飴のような気持ちよさと灼熱の鞭が、あたしを絶頂へと連れて行く。

「――もっと傷つけばいい…」

その言葉に囁かれて、
「――あっ…んやあっ…!」

もう、無理だ…。

「――ふ、あっ…」

今日も、達せられた。

彼の甘い飴と灼熱の鞭によって――。
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