いつものように学校へ向かう。





きちんと置いたはずの上靴が無くても、置いて帰ったはずの教科書が無くても気にしない。





予備用の上靴を履き、自分の教室入った私、西條 姫羅(さいじょう きら)はいたって普通の表情。





いや、笑顔。





どんなにいじめられようが平和だと感じる。





普通に学校に通って授業を受ける。





家に帰って寝て、朝がくる。





それの繰り返し。





そんな無意味のような生活が、私にとってあり得ないくらい平和で、こんな生活がいつまでも続けばいいのにと思う。





でも、続かないのは事実で、こんな無意味のような生活もあと半年で終わる。





「16歳までは自由にすごしなさい。」





と言われて、1年の自由をもらった私。





“今ごろ言われても遅いのよ”なんて思ったけど、やっぱり自由というのは嬉しくて、1年だけワガママを...と決めた。




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