雨の日に、キミと一緒に創るエロ。
 
「もーぅ。 食いしん坊だなぁ、千秋ちゃんは」

 そしてタケくんは、ワタシの座る席のテーブルに頬杖をついた。

 てか、食いしん坊って何だよ。 腹減ってるから来たんだろうがよ。

 しかも・・・。

 「『千秋ちゃん』?!! ちょっとちょっと白木さん!! 従業員教育しっかりしなさいよ!!」

 パスタを取りにキッチンへ向かおうとした白木を呼び止める。

 「細けーなー」

 白木がめんどくさそうに振り返った。

 えぇ!!? ワタシが悪いの?!!

 「いいじゃんいいじゃん。 オレと千秋ちゃんの仲じゃん」

 タケくんが、ニコニコしながらワタシの肩に『ポン』と手を置いた。

 何言ってんだ、コイツ。

 「どんな仲だよ」

 「AV貸し借りする仲でしょ。 最早親友でしょ」

 親友って・・・。 タケくん、何歳よ。 仮に大学1年だったら18歳でしょ?? 10コ離れとるやんけ。
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