雨の日に、キミと一緒に創るエロ。
エロ漫画御殿
------------翌日、エロ漫画御殿・・・間違った。 流山先生のアトリエに向かった。
あぁ・・・。 足が震える。 緊張するよー!!
昨日の夜、Wikiで流山先生の情報はバッチリ調べた。 朝、アパート出る前にも、電車に乗ってる時にも確認した。
流山先生は、ちょっとの違和感も気になるタイプだからアシスタントを雇わない。
そこ、ワタシと一緒。 ・・・て、ワタシの場合、ストーリーを考えていない分、他の作家さんより時間があるわけで、アシさんなどいなくとも1人で全然出来てしまうのだけど。
あと、甘党って書いてあった。 これもワタシと一緒。
・・・と、言うわけで手土産に、無難でみんな大好きなデパ地下プリンを買ってきた。
流山家は、奥様と息子が2人とwikiに書いてあったけど、豪邸に住んでいるわけだから、お手伝いさんとかがいるんじゃないか?? と思い、多めに10個購入。
完璧だ。 完璧のはず。
流山先生の豪邸の前に辿り着き、深呼吸をする。
ベルを押そうとする指が、コント並みに震える。
ポチ。
あ、押しちゃったよ!!
心の準備も出来ぬまま、何かの弾みで人差指がベルに触れてしまった。