「わかってるってば」
ダメだよ・・・私・・・
私は、柏木くんが来る日に沿って、作品を進めていた。「困ったことがあったら

いつでも、連絡してくださいって。」

「うんうん・・・ありがと!」

彼の言葉は優しかった。

って・・・そのとおり電話するも、留守電ばかり。

「いいから出なさい!!・・・」

ふーーん・・・イラつく私。

お気に入りのLINEは今日は来ない。

なんでよーーー。

来てほしい日に限ってこない。

そして、女友達といる時に限ってポンってなるときがある。

「誰々~」すかさず茶化される私。

「今度の年下イケメン担当者君なんだからね」

そこそこ、自慢してやったり~

ドヤ顔の私。

でも、誰にも言いたくなかった・・・

唯一嬉しかったのは

ゆうきが「おはよう」の挨拶メールをしてくれること。

朝が弱い私は

ゆうきの「おはよう」をアラーム代わりにしていた。

朝ベッドで、メールが鳴る。

「もぅ・・・・わかってるってば~」ってニヤッと笑ってしまう自分がいて

これがないと、私は一日が始まれないの。

乙女になれる・・・これって・・・ゆうきのおかげなんだ。

「ありがと。好きよ」・・・

私は毎朝トキメキが止まらかった。
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