余命5年と言われて(膠原病)

とにかく、今まで私がかりんを生んでから母親には家のことをしてもらい助けてもらったので、これからは母親に少しでも楽しいと思うことをしてあげたい。


かりんもかわいそうだけど、もう22年頑張ってきたのだ。母親が病気になってからでは本当は遅いのだけど、なんとか病気でも楽しめることを考えてやりたいのだ。


母親は温泉が好きで買い物も大好きだ。
もう遠くまで行くのは無理だろうけど、近くでもまだ行っていないところはたくさんある。


日常生活でも楽しめることはある。
好きな陶器の食器を買ったり、キッチン用品を買うのも楽しいのだ。


あと洋服。
母親はお洒落なので、自分の納得するものしか着ない。洋服探しも本当に大変だ。でもお気に入りをみつけたときは嬉しいものである。


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