余命5年と言われて(膠原病)


車椅子の用意もした。


とても歩いて帰れる状態ではないからだ。
かりんが利用している介護ショップで、一番軽くて安いのを買った。


そんなこんなで、私も疲れがたまっていたのだろう。


かりんを車に乗せるときに、ギクッと腰が……。


こんなときにギックリ腰ーー!


それでも主治医から直々に私のケータイに電話が入る。


「退院はいつできますかね?」


「ちょっとギックリ腰で、すぐにはできませんー」


「じゃあいつ?」


「あさって」


まだギックリ腰は治らないまま、母は退院することになった。


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