侍ヴァンパイア

プロポーズは3つの味

「リンレイーーー


君が虐めていいのは私だけだっ!!嫉妬してしまうじゃないか!!」



爽やかな風と共に何か変な事を言う人が入ってきた、、、



紺色の瞳にブルーの髪、
スマートなチャイナ服が良く似合っているーーー

これまた、凄い美形だーーー


「…随分遅かったな、この役立たずのクソ虫が」



ク…クソ虫って?


リンレイさん?貴方今恐ろしい形相で、恐ろしい事言いましたよ!?



「あぁもっと僕を罵っておくれ!!さぁ!!」



彼はリンレイさんの前にひれ伏した



行動の早さが、尋常じゃないくらいに早いっ!!



何者なんだろう…この人は?



「お見苦しい所をお見せしてしまい、申し訳ございません、、、
これは、私の夫、、、レイランと言います。。。以後お見知りおきをーーー」



ピンヒールでその物体を踏みつけながら、彼女はいつもの様に淡々と話す



ドン引きする私達ーーー



そんな目も気にせず、リンレイさんは彼の背中にグリグリと尖ったヒールをねじ込むーーー



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