私と彼女と召喚と

あなたなんなんですか?


私は何もしないですよ… ? やっぱり 疑われるのいい気しないね ……

そんなこと 言わなくてもいいじゃない??


「なんか 勘違いされてるみたいですけど私じゃ何も出来ないですよ。心配しなくても 大丈夫です。えっかは 友達なんで …… それより、お聞きしてもいいですか?」






ムカつく男
「あぁ、なんだ?」





「先程聞く前に出て来ちゃったので ……… 元の世界に還してもらうこと 出来ますか?」





アーシラトさんは、無理と言ってだが、

帰れるものなら、やっぱり帰りたい !



希望を求めて、聞いてみた!







ムカつく男
「あぁ … 無理だけど。

でも、お前にとっては 良かったじゃないか ?

あの子の おかげでいい暮らし出来るんだし。泣きもしないってことは それ目的でついて来たとか 。」




「 …ハァ? どういう意味ですか?」



レオ
「本当に意味わかん無いの? そんなことないでしょ。

なんの取り柄がなくても、王族の近くに入れて 贅沢出来るだろ?

だから 一緒について来たんだろう?って事だ 。」





「そんなことあり得ませんよ。 … そんなこと 事前に 分かってたら …… 絶対 ここには来て居ません。

そんなに 心配なら私だけ還して下さい …それなら、安心出来ますよね。」

(むかつく …… 何こいつ 。私の住む場所無くなったのに こんなこと 言われなきゃいけないの?)



レオ
「流石 ハイエナみたいだな 。本当お前 最悪のグズだなぁ!

疑われたから 1人で帰りたいなんて…あの子を置いて帰るのか ? 友達じゃないの?」






いや …… いやいや … 帰せば何も出来ないでしょ


安心出来るよね…… ?



ハイエナって ……… この世界にも 要るのかな?






考えがそれちゃったよ。本当に私達が来たくて 来たわけじゃないのに… いや 私がいなきゃ … 良かったんだろうけど ……




えっか 居なかったらすぐにこんなとこ出て行くのに…






あぁ もう嫌だ … 鬱だ ~ !!






鬱って こういうときに使うんだね 。


本当 …… 病んでいきそうです 。














< 29 / 187 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop