復讐のkiss
「何も心配なされますな」



「…ジェフティ」



「私は貴女が生まれたその瞬間から、

その命を守ってきました…

生涯、それは続きます・・・

私の命は、ミラ様と共にあります・・・

これからもそれは変わらない・・・

何が起ころうと、私はミラ様をお守りします。

貴女が復讐を成し遂げるその時まで」



「・・・ありがとう」


「…いえ、お礼なんて恐れ多い」


・・・

「少し外に出てみますね」

「お供いたします」


「すぐに帰ってくるから」

「…かしこまりました」


私はドアを開け、部屋の外へ。

扉が閉まる瞬間、


「生涯、私は貴女を愛し続ける」

ジェフティが何か言ったけど、

廊下が騒がしくて、その声は聞く事が出来なかった。
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