復讐のkiss
「怖い思いをさせたな・・・

これからはもう、オレの傍にいろ。

本戦も、砦の中ではなく、

オレの傍にいろ・・・

ミラは必ず守ってやるから・・・」


そう言って、

ラメセスは私を安心させるかのように、

しばらくの間、抱きしめていた。


…少しだけ。

…ほんの少しだけ。

この腕の中で、安らがせて・・・


明日には、心を入れ替えるから。

ラメセスの腕の中で、目を閉じた。


…カーテンの向こうでは、

オシリスが、壁にもたれて、

私たちの会話を聞いてる事も知らず・・・
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