好きになったのは、一匹狼でした。



「いや、別にいいから」


「で、でででも!」


「ほんと、怪我してねーし。いいから」


「じゃ、じゃあ!何かあったらいつでも!肩揉みでも何でもしますので!」



すると、ジッとあたしの顔を見つめたまま、固まってしまった梶野くん。


梶野くん、どうしたのかな。






「……変なヤツ」



そう呟くと、梶野くんは方向転換してどこかへ行ってしまった。





本日、あたし、村田若菜は


梶野くんに変な奴と言われました。





でも、何だか少し嬉しいです。






< 33 / 225 >

この作品をシェア

pagetop