クアルン暦六二〇年、五番目にあたるアイヤールの月。

半島の大部分を占める大国クアルン王国。そこには“狂王”と呼ばれる、サクル王が存在した。

王はこの月、国民や臣下が切望する正妃を娶る。

花嫁は、東の大国とクアルン王国に挟まれた小国、パスィール公国のシーリーン王女。

当初の予定とは人が入れ替わり、当然、花嫁の名前も変わる。

だが、狂王の認めた花嫁に逆らう者などいるはずもなかった――。




この作品のキーワード
ファンタジー  身代わり    アラビア風  花嫁  身分差  偽り  新婚  溺愛 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。