《第10章 輝く夜を超えて》


 十月の初旬。

 プラネタリウム公園の一部イルミネーション公開点灯試験が行われることになった。

 現場関係者はもちろん、施設と役所の関係者も勢ぞろい。

 今日は遊歩道とスカイエリアを試験点灯する。

 そして今日は特別に春山デザイン社員一同も現場に来ていた。

 他のみんなはその道のプロだから当たり前。だけど私はただの事務員。現場にいてもいいのだろうかと思ったけど、それも春山社長の言葉で心が軽くなった。

『亜矢だって現場の関係者だよ。いろいろと手伝ってくれて、かなり助かったよ』

 人手が足りなくて、なにかと仕事を頼まれていた。

 急ぎで必要な材料を届けたり、書類作成の手伝いをしたり。簡単なことしかできなかったけど、それでも労いの言葉をかけてもらって照れくさい。

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