だんだんと、空が夜の闇色になってきて。

街灯のあかりが街を染めるころ……


私は街行く人たちの間をすり抜けるように、全速力で駆け出していた。


全速力って言っても、私は足が遅いから大したことはないけど。

しかもヒール高めのパンプス。

無理に走ったせいか、かかとが靴ずれで痛くなってきた。


よく考えると、こんなに息を切らせて全速力で走らなくてもいいんだ。


でも……走らずにはいられなかった。

気がついたら、自然とこういう行動に出てしまっていて…。




この作品のキーワード
オフィスラブ  誤解  運命  切ない  本気  不器用  片思い  嫉妬 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。