『 昨日はありがとうございました。風邪はひいてないので大丈夫です。』


翌朝。

会社で携帯を見ると、舞花ちゃんからそんなメールが来ていた。

俺が『風邪ひいてない?大丈夫だった?』って先にメールして、来た返事がそれ。


よかった。

雨に少し濡れただけだって言っても

舞花ちゃんはあの時、すごく寒そうにしていたように思ったから。

風邪をひいてなくて、本当によかった。



「竣、朝から舞花ちゃんとメールか?」


携帯のメールを見てホッとしていたところへ、佐藤からそう声をかけられる。

振り返ると、ニヤニヤと人を冷やかすような顔つきだ。


「は?何で?」

「だって昨日、デートだったんだろ?」

「お前!何でそのこと知ってるんだよ…」


思わず俺はしかめっ面をし、心底嫌そうな顔をして見せた。


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オフィスラブ  誤解  運命  切ない  本気  不器用  片思い  嫉妬 

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