歯車が狂い始めたのはいつだったのだろう?

恋人に振られ、東京での生活に疲れたさくらは、三十歳を迎えた節目に故郷へ帰ろうと決心する。

その矢先飛び込んだ親友夫婦の訃報。

さくらは愕然としながらも、どこか現実味が薄く、悲しみが湧いてこないことが不思議だった。

そこに、亡くなった親友の愛華からノートが届く。それは、親友である自分あてた、出すに出せなかった手紙だった。

かつて、あんなにも大切だと感じていた仲間を、疎ましく思い始めたいつからだったのだろう。

変わってしまったのは、私だけだったのだろうか。

記憶のアルバムがめくられ、時がさかのぼっていく。

あの時言えなかった本音が十二年の時を越えてはじける。


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