大丈夫。~私とあなたをつないでくれた一通の手紙~

条件










結局、午後の授業内容は全く入らず。


頭の中を桐生くんの言葉がぐるぐるとまわっていた。


同時に心臓の鼓動が少しずつ早くなっていく。







そしてあっという間に、時間が過ぎた。






「んじゃハル!頑張ってね!」


「うん。ありがと」





教室を出ていく結衣ちゃんを見送った後、



バックを片手に教室を後にした。





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