イセイレ~乙女ゲームのモブに転生しました~











そうだった、そうだった。そんな会話したよ確か。





陽毬は、言われたとおり記憶をなくしていたことに対して、ひどく脱力感を感じていた。






自分の席へ移動する二人に視線を向け、もう一度ため息をついた。





平穏な学校生活は、今日で最後なのかな……。





重々しい気持ちになりながら、頬杖をついて目を閉じた。






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