イセイレ~乙女ゲームのモブに転生しました~
「あ、あの……」
ため息を漏らす私の背後から、可愛らしい声が聞こえた。
その声に「ん??私か??」と振り返ると、津川さんが立っていた。彼女は可愛らしい顔の頬を桜色に染め上げモジモジとしていた。
『どうかした??』
「え、えっとね、あの私と、ともだッ!!」
え??友田??
意を決したように声を張った津川さんから発せられた謎の言葉に、目が点になった。
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