歌姫の正体は謎の魔法使い？！

剣道

稽古場にきて、試合をするらしい。

土「じゃあまずは誰がやる？」


は？まずはって何さまずはって・・・



藤「はいはいはい！俺！俺やりたい♪」



近「よし！じゃあ平助！位置につけ。」



ちょっと待った～！私制服のまま！！

動きづらいでしょ！！土方気づこうよ！

まあスカートが足に絡まなければいける！


近「始め！」

その声と同時に私は腕時計のストップウォッチの機能で時間を図った。
そして藤堂平助はすぐに居合を詰めてきた。


藤「はあぁぁぁあ！」




ブンっとまっすぐ振り下ろしてきた竹刀を私は平然とした表情で受け止め、流した。


葵「土方さん。これは剣道の試合ですか？それとも実践訓練ですか？」



土「は？？え～っと・・・」



近「実践訓練だと思ってくれて構わない。」




葵「さすが近藤さん。分かってますね～」



そういうや否や、私は藤堂平助を押し返して、背後に回って一本取った。









それは目にもとまらぬ速さだったらしい。