―余韻-


夢ばかり見て、ぐっすり眠れなかった。
夢の中の慶次郎は、積極的で。
強引に私を抱き寄せて、お見合いをするなと何度も言ってくれた。

お見合いを来週に控えていた私だったけど、今はお見合いなんてもうどうでもいい。

いくら金持ちでも、気持ちは動かない。

私は変わった。
本物の恋をした。

だから、もう昔の私には戻れないんだ。