ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
敦司さんは上機嫌に缶ビールを空けていく。



「…お腹いっぱい…」



「デザートにアイス食べるか?」



「いらないです…」



「女性はアイスみたいなスイーツは別腹と訊いたが…少食だな」



「…敦司さんの方こそ…飲んでばかりいないで…食べてくださいね」


私は椅子から立ち上がって先に星空を肉眼で眺める。



都会の比ではない幾多の星々が輝いていたーーー・・・



星たちを優しく見守るように浮かぶ金色の満月。











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