スノーホワイト




もう、そんな時間でしたか。

もう少し、遊びたかったのに。



「はい。分かりました」



そう言って自分に部屋へと急ぎます。

さっき一目見かけた女性。

あの方がお兄様の恋人なのですね。



『黒の女王』そう呼ばれている女性を見かけました。

美しい方でした。

とても驚いてしまいましたわ。



あの方を何と呼べばよいのでしょうか?

お姉さま?お母様?

迷ってしまいますわ。



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