なんで?



〜凉side end〜






〜瑠美side〜




LINEで凉くんとのトーク
見返すとさ…めっちゃ
恥ずかしい…。



私はいつから凉くんの事
好きになったの?



LINEしただけじゃん…



実際、会って話した事ないし。



目が良く合ったりするだけじゃん。



何でそれだけなのに。



好きになっちゃいけないのに。




美樹を裏切りたくないのに。





なんでだろ。
いつ気になり始めたの?





なんでドキドキしちゃうの?






あーーーーー!!




なんで私凉君の事好きになっちゃった の?
ダメだよ。
美樹が凉君の事好きなんだから…




だめ…
やめて!お願いだから
凉君の事好きにならないで。
美樹の事応援してるのにだめでしょ!





はあ…




美樹と少し前に仲直りしたから
応援するって決めたのに。




明日美樹と出掛けるんだった。
早く寝なきゃ。





起きてすぐに準備して
出かけた。




美樹と出掛けるの久しぶりだったから
楽しみだな♪





目的地について、
スイーツパラダイスに向かっている。




「瑠美、ちょっといい?」




「うん!どうしたの?」




「凉君の事好きにならないで……」




知ってるよ。好きにならないよって
言いたいけど、でも私は…
凉君の事好きになっちゃったんだよ。
ごめんなさい、美樹。



「なるわけないじゃん!
ね?ね?」



「うん。ありがとう!」



ごめんね美樹。
美樹を傷つけたくないの。
嘘を言ってしまってごめんなさい。
密かに凉君の事を思う事
許して下さい。



それからスイーツパラダイスに、
着いて、
ケーキとか食べまくった!



案の定、お腹が苦しくて
まともに動けなくなりました。



「苦しいね〜!」



「うん…くるしっ!
もうそろそろ帰る?」



「うん!帰ろっか!」



「うん!わかったー!
帰ろ‼」




そして、私と美樹は帰った。



美樹ごめんなさい。
本当にごめんなさい。


こんな最低な友達
いらないよね?


ごめんなさい。
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