昼食に近い朝食を終えて

予定通り、買い物に行く。





俺といずみは電車に乗った。






俺は、仕事のスーツ姿だ。






この格好で

出掛けるわけにはいかない。






とりあえず、

俺のマンションまで移動中。





いずみのマンションから

俺のマンションまでは

徒歩と電車なら15分ほど。

車なら、

10分はかからない。





が、俺達は

改めてマンションを行き来する事は

あまりなかった。






だから、

いずみが俺のマンションに来たのは

そんなに多くはない。





入社当時から隆也夫婦を含めて

仲が良かった俺達は、

誰かのマンションで飲んだりした事は

何度かある。





もちろん、俺のマンションでも。





だから、

今更、部屋が片付いてなくても

別になんとも思わないが、

今日は、かなり散らかっている。





今週は、

鬼の様に忙しかったんだから、

片付ける気にもならなかった。





『今日さ、部屋、散らかってるから。』


『いつもじゃん。』


『お前、失礼だな。』


『失礼?別にディスってないよ。
あのね。
あんたみたいに、
顔が良くて背が高くて、仕事も出来て。
これで、部屋も綺麗で完璧とか、
そこまで出来てたら、怖いわよ。』


『それは褒めてんのか?』


『ん〜、褒めてる?』


『ほんとかよっ。』


『だーかーらー。
完璧じゃない所があるから
人間味があるんじゃない。
いいじゃん、
部屋が散らかってるくらい。』


『……おまえ、すげーな。』


『何が?』


『そーゆう考え方。』


『普通でしょ?』






俺は、

惚れた女を間違えていないらしい。




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