甘いのくださいっ!*香澄編追加しました*
「へっ、じゃないでしょ。
仕事中に一人信号機してんじゃないわよ。
さっきらから黙って見てたら
顔色コロコロ変わってるわよ。」


ひ、一人信号機って……


「どうしたのよ?
胡桃、ここんとこ、ずっと変よ。
何かあったんでしょ?
何でもいいなさい、
ちゃんと相談に乗るから。」


「う、うん……。」


てゆーか、
香澄に話すと余計にややこしく
なりそうなんだよねぇ……
とは、もちろん言えない。


「なによ、歯切れの悪い返事ね。
まぁ、仕事中だし、仕方ないわね。
よし、今日、仕事終わったらご飯行こ。
そこでゆぅーっくり聞くから、ねっ?」


「あ、ありがと……。」


最早、私に断る選択肢ないよね……。
はぁ……、益々ややこしいことに
ならなきゃいいんだけど。





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