少し変わる話をしようと思う。
積もるほど話があるわけではないけれど、
僕の話を聞いてほしい。

ただの人の僕と、人でなしの女の話。

しかし、僕と女の話と言って置きながら、
話がいつも、僕の視点から話されるとは、
限らないのである。

僕が寝ているところでも、
誰かは起きて何かをしている。

僕が起きているところでは、
誰かは相変わらず起きているのかもしれないし、
もしかしたら寝ているのかもしれない。

僕の知らないところ、見ていないところでも、
誰かの物語があり、その物語では誰もが皆、
自分だけが主人公だ。

そして点と点が繋がる時、僕は傷者と出会うだろう。

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引き籠もり  ぼっち  人外  恋愛  異世界  学園  ファンタジー 

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