甘い恋の始め方

揺れる２９歳の女子

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壁に強く背を押し付けられ、少し乱暴とも思えるようなキスに理子は応える。

「んっ……ふ……」

深いキスをされながら、着ているものを脱がされていく。

いつもの紳士的な悠也からは想像できない性急な行動。

理子も悠也のトレンチコートを始め、スーツの上着を脱がし、ネクタイを外す。

お互いが夢中で一秒たりとも離れられない。

愛撫の手を休めることなく理子の素肌を滑っていく。

胸の膨らみを冷たい手で包み込まれるように触れられてから、すでにとがりを見せる頂を捏ねるように指で弄られる。

「もう固くなってる」

「んっ……」

膨らみと頂を手と舌で舐られると、足に力が入らなくなり悠也を脱がす手が止まる。今の状況では立っているのが精いっぱいだ。

気づけばショーツも脱がされ、指が潤うそこに挿入される。

「ああっ！……んはっ……」

悠也の愛撫にあえぐ理子。

「こっちももう濡れている。そんなに俺が欲しかった？」

「っ、や……ん」

柔壁を指で出し入れされ、一本、二本と増やし内腿に蜜が伝う。

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