あれから4ヶ月が過ぎた――。

 彼と過ごす限られた時間を大事にしたいから、差し出されて迷っていた彼の手も笑って繋ぐようになった。

 自惚れでもいい――、彼が優しく私を見つめる時は私を思ってくれている証拠……。

 それに答える様に私も彼を想う――。

 季節は蒸し暑い夏から木枯らし吹く冬が訪れていた。

――――――――――
――――――

「はい。はい……わかりました」

 たまの休日でも最近の彼は忙しそうにしている。

 彼は携帯を切り、はぁーと大きなため息を吐くとソファに座った。

「雅也さんもコーヒー飲みますか?」

「ああ……お願いします」

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政略結婚  離婚  眼鏡  お見合い  社長  イケメン  冷酷  敬語  財閥  大人の恋 

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