好きなんて、言えるかよ。
「なにお前、好きなヤツいたんだ」


ブーブーブー


【昼休み屋上に来い】


はぁ……

携帯を見て、ため息がもれる。


さっそく来たメールは高村からで

当然、呼び出しのメールだった。


本当に行きたくない。

だけど、彼の誘いを断ったら絶対にバラされる。


もう……私これからどうすればいいの……。



「ごめん、咲。昼休み先生に呼び出しされちゃって

ご飯一緒に食べれないんだ」


頭を抱えながらも咲にそう言うと


「また~何やらかしたのよ~」








< 26 / 327 >

この作品をシェア

pagetop