なにもない。なにも感じない。

こんなふうになってしまったのはいつのことだろう。

小さな籠に閉じ込められた鳥は、翼を広げることもできない。

鳥も、最初は、叫んで喚いて、出してくれと訴えた。

だけど、でられるはずがなかった。

鳥は、いつしか求めることを止めた。

感情も、なにもかも、全部忘れた。

なにもない。なにも感じない。



だから、突然開け放たれたドアに鳥は戸惑い、どうしたらいいのか分からなかった。

だってそうでしょう?

もう、鳥は、飛ぶことさえもできなくなっていたんだから──…






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