「ここが、今日から春輝ハルキが通う学校だ!」

私の目の前には、大きな建物がそびえ立っている。

私の隣に立っている、神崎 雷ライは、ここの理事長らしい。

少しだけ茶色がかった黒髪に、少し大きな黒い瞳。

ニッと笑うと見える八重歯が、少しやんちゃな印象を見せる。

身長は170㎝はないけど、まあそのくらい。

「春輝が来てくれて、お父さんは嬉しい!!」

そう、叫んでいるこいつが理事長だなんて、誰も思わないかもしれないけど。

ていうか、誰が私のお父さんだ。

「血が繋がっている覚えはないよ」

スパッと雷を切り捨てた。

ガーン…という効果音がつきそうなほどの絶望感漂う表情をした雷だったけど、

「まぁ、細かいことは気にしないで入るぞー」

すぐに私の手を掴んで、意気揚々と歩き出す。

…どこが細かいんだろう?

そう思ったけど、なんとなく口に出さないでおいた。

…絶対いじけるから。

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