永遠とも思える時間、彼がもたらす快楽に呑み込まれたまま、私はただ、嵐の海に投げ出された小舟のように、鷹城さんに翻弄され続けていた。

 私は悟った。
 彼からは、決して逃げられないんだと。

 そして、知った。
 本能の前で理性など何の役にも立ちはしないことを。
 そのことを無理やり私に知らしめた、この男こそが。

 ――――紛《まご》うことなきケダモノなのだと。


この作品のキーワード
結婚  腹黒  鬼畜  セレブ  社長  眼鏡  敬語  ヤンデレ  狂愛 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。