気持ちを正直に告白して、巽くんと結ばれた。

今までの人生の中で、1番嬉しい出来事だった。


優には、何も伝えなかった。

どうせ今夜は日づけが変わった頃に帰ってくるだろうし、何より私のことを何にも思っていない彼に伝えるのも仕方ないと思った。

仮に早く帰ってこられたとしても、テキトーにウソをつけばいいだけのことだ。

ウソはもうこりごりだったはずなのに、今はウソつくことに抵抗もなければ罪悪感もなかった。

「巽くん」

コンビニの前で待っていた巽くんに、私は声をかけた。

「静希」

私の名前を呼んだ彼は仕事の後と言うこともあり、黒いスーツ姿だった。

当たり前だ。

時間は夜の10時をとうに過ぎていた。

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