「今日の亜夢ちゃん、何か怯えてなかった?」

「そうですね。………昨日、チラッと見えたんですが瑠樹さんにビンタされてましたよ」

「え!マジ?………あの二人って付き合ってんのかな?」


皆が口々に言う。
………あのビビりようは異常だ。
しかも………


「慧、アザがなかったか?」

「お前も見たのか?」


そう、アザがあった。
理生が引っ張ったときの拍子で半袖の袖が捲れて見えたのだ。
どう考えても傷の位置がおかしい。


「DV?」

「さぁな。………調べてみるか」

「またあの女を呼び出すのか?………勘弁してくれ」

「ほっとけないだろ」


そういうわけで昼休み、また呼び出すことにした。
しかも今度は俺と理生でいく。
本当に勘弁してくれよ。
つーか理生のやつ、気にしすぎだろ。

っ!?


「理生!お前まさかっ!」

「………まさか………かもな」


理生は……安堂を好きになっていた。

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