5月のある日、私は部活後の部室でひとり、足にテーピングを巻いていた。

連日のハードな練習で、どうも左足の調子が悪い。

地面に着くと足全体が響くように痛む。
捻ったのだろうか?

帰り道に歩くのもキツイので、足首を固定してみようと試みていた。



すると部室のドアがいきなり開いた。


そこに白石岬の姿を見て、私はゲッと思った。
もう帰ったと思ってたのに…。



白石岬先輩


3年生で男子バスケ部の副キャプテン。

彫りの深い顔立ちと少しクセのある短髪、190近い長身が彼を日本人離れして見せる。


正直、苦手な先輩だった。

この作品のキーワード
先輩後輩  バスケ部  純愛  切ない  愛憎  青春 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。