1on1以来、私の周囲の空気が変わってきた。

季節は6月になっていた。



「大江さん、俺たちにバスケを教えてほしいんだけど」


そう言って声をかけてきたのは、同期の木戸勇希と中園敦士だった。


「私に?」


「そう、大江さんって中学バスケの有名選手なんだってね。俺ら始めたばっかだからさ」


二人とも中学時代は陸上部で、高校からバスケを始めたのだ。


私なんかでいいのかな?
と、思いつつも三人で朝練をすることにした。
朝練は試合前以外は自主練だ。


二人とも運動神経はすごくいい。
あっという間に技術を修得していく。
ペネトレイトの練習なんかは三人とも盛り上がってしまい、朝からクタクタになることもしょっちゅうだった。

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先輩後輩  バスケ部  純愛  切ない  愛憎  青春 

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