天才博士の恋愛理論
第2話 天才博士の休日の過ごし方





「う…ん……」




重い………


よくわからないけど、自分の体がすごく圧迫されている気がする。


眉を顰めながら、ゆっくりと目を開ける。


すると、すぐ真横に美しすぎる綺麗な顔が―――…


「え……? 棗くん?」


美しすぎるその顔に目を奪われながらも、私は寝起きで回転の遅い頭を必死に巡らせる。




えっと……


昨日の夜は、棗くんは自分の研究論文の作成と、学生のレポートのチェックなど仕事がすごく溜まっているからということで、私は先に寝かせてもらったんだよね?


きっと、棗くんはその後仕事を終えて、ベッドにもぐりこんだんだと思うんだけど―――…




一体、何時に寝たんだろう?




自分に巻き付くようにしてあった腕をゆっくりと剥がして、私はそろりと起きる。


今日は、珍しく研究もひと段落ついてると言っていたし、ゆっくり休ませてあげよう。


そう思って、ベッドから出ようと片足を床につけた瞬間―――…







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