【完】泣き顔スマイル





雫が邪魔をして、
もう顔さえよく見えない。


自分からゼリー頼んだくせに。

風邪うつったりしたら、大変なのに。


でも居なくなられるくらいなら、何もいらないよ修ちゃん。


「分かった。此処にいる」


元の位置に戻った修ちゃんは

そう言って私の髪に手を伸ばす。



好きだと思った。

何度も好きだと心の中で呟いた。



だからこそ、手放したくなかった。


ずっと心配されたかった。

ずっと甘やかされたいと思った。



ずっと、傍に居て欲しいと思った。



例えそれがあたしの
エゴだと分かっていても。









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