可愛い彼にはご注意を!

恐怖の手紙





蓮Side



朝から柚亜を抱きしめたりキスしたりできて俺は満足していた。



嫌いな会議もいつも以上にしっかりと聞いて参加したし・・・。


柚亜のパワーは偉大だと思う。



それに少し柚亜との関係も前進した気がする。


ちょっとずつ夫婦らしくはなっているのを実感したし・・・。



今日の朝食とかは特にそう思った。


柚亜がエプロンを着けて料理をしている姿に可愛いと思いながら影から見ていた。



ストーカーだとか思われてもいいくらいに柚亜の事は好きだ。


早く仕事をして今日も一緒に帰りたい・・・。



そう思いながら俺が書類に目を通していると、社長室の扉が開いた。



無断で中に入って来たのは秘書の篠田だった。




「ノックくらいしてほしいね。」

「社長もノックはしないでしょう。」




言い分はお互い様で少し言い合いをしていると、篠田は報告に入った。





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