《きっと、"永遠"なんてなくて》






君との未来のその場所に

僕が一緒にいられないことを

君はわかっていたのかもしれない。






《でも、取り消しはできないなら》






震える声で手を握り

一生懸命言葉を紡ぐ僕を

愛してくれていたのは本当だった。






《もう一回、誓わせて》






信じてもいない"愛"を

君の真っ直ぐな瞳と心が

あぁ運命なんだって思わせた。











『僕は幸せだった。ありがとう。』





君と居られない未来でも

僕はとても、幸せだった。








※男性目線の小説です。