精一杯のLOVEをあなたに。。。
第2章☆妖艶な黒髪の女性
「あっ!
これこれ!このチョコ可愛いくない?」

「う~ん…私はこっちかな?」


「え~?そ~う?迷う迷う~」


私と香織は、バレンタインデーの為に増設されたチョコ売り場をいったりきたり、かなりの時間を費やしていた。


明日はいよいよバレンタインデー。

かなりの大混雑にすっかり疲れてしまった。


本来ならば、休日はお昼までたっぷり眠って、日頃の睡眠不足を補うはず…

なのに、今朝は香織からの電話が部屋に鳴りびびいた。


『手作りはやめることにした。
葵~。チョコ買いにいくの付き合って!』


『ん…今日はパス』と言いかけたものの…

『…了解』
ベットの上で身体を起こしながらそう答えていた。


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