探×査×系×女×子

07×正×体×公×開

私が今まで感じていたOS内での違和感は、きっとこれによるものだ。
「おい、調子乗るなよ。」
砂端の声で、私は我に返った。
「こうなれば、俺も手を出すか。…邪魔だ、総長さんの女。」
砂端が私を解放し、突き放そうと私の左の二の腕を押した。
マズい。非常にマズい。
私の左腕にスターターがあるのを、すっかり忘れていた。
そして、砂端はそこを押してしまったのだ。
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