もう一度愛して!省也と激甘ラブ アゲイン
ツアーが終わり帰国した。

美香さんはとうとう帰って来なかった。

空港から高速バスで都内へ向かった。

「沙月、俺は離さない。それでもいいんだな?」

「うん、省也、私も離れない。週末会える?」

「あぁ、会いに行く。」

「うん、待ってる。きっと来てね。忘れないでね。」

「どうした?2年会わない内にずい分変わったな?」

「そうかな?省也が優しいから安心して甘えられるの。」

「ふぅん、俺はどうやって2年分愛してやろうかと思って

沙月の体が持つか心配だ。」

「嬉しい。早く2年分愛されたい。

私の全てで感じるから、省也の全てをちょうだい。」

「すっげぇ、今すぐやりてぇ。」

「しぃっ、省也、皆に聞こえちゃうわ。」

「おまえ、そんなに俺を誘ってどうすんだ?

頼むから少し黙って、わかった?」

「うん、わかった。でも私誘ってるつもりないんだけどな。」

「それが誘っているんだ。」

省也は大きな手の平で私の口をそっと覆ってウィンクした。

ただそれだけなのに私の心臓はドクドクしていた。

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